後半:大腸カメラを受ける当日の流れと費用を解説

大腸カメラ

いよいよ検査当日

朝から何も食べない

検査当日は基本的に食事をしません。

せっかく前日に食事制限や下剤を頑張っても、当日の朝に食べてしまうと検査に影響する可能性があります。

水分については病院からの指示に従います。

私の場合は、水やお茶を飲んでいます。

腸管洗浄液を飲む

検査当日は、腸管洗浄液と呼ばれる下剤を飲みます。

一般的には1.5~2L程度の腸管洗浄液や水分を使用することがありますが、薬剤によって飲み方や必要量は異なります。必ず病院から指示された方法で飲んでください。

検査する3〜4時間前に飲み始めます。なので検査が15時からすると11時に飲み始めます。

最初は茶色い便が出ますが、

茶色 → 黄色っぽい液体 → ほぼ透明

という感じに変化していきます。

便が透明に近くなれば、検査の準備が整ってきた目安になります。

下剤はどんな味?

これは薬によって違いますが、私が飲んでいるものは、

「少し濃いポカリスエットのような味」に感じます。

正直、一気にたくさん飲むのは結構しんどいです。

私は水を間に入れながら飲んでいます。

ただし、腸管洗浄液の飲み方を間違えると危険な場合もあるため、飲むスピードや水分量についても病院の指示を守ってください。

いよいよ大腸カメラ検査

腸の中がきれいになり準備ができたら、検査着に着替えます。

その後、ベッドに横になります。

内視鏡を肛門から挿入し、大腸の奥まで進めながら腸の状態を確認していきます。

一般的な観察だけであれば20~30分程度が一つの目安ですが、生検やポリープ切除などを行う場合は長くなることがあります。

私が一番つらいと感じるところ

個人的に一番つらいと感じるのは、

腸を膨らませながら観察するときのお腹の張りです。

検査では腸の中を見やすくするためにガスを入れて腸を膨らませることがあります。

そのため、お腹が張ったように感じることがあります。

痛みや苦しさの感じ方は人それぞれです。

私は鎮静剤をおすすめします

私自身は、検査への不安や痛みが強い人には、医師と相談したうえで鎮静剤を使用する方法も選択肢になると思っています。

鎮静剤を使用すると、眠っているような状態で検査を受けられることがあります。

私の場合は、

「もう終わったの?」

と思うくらい、あっという間に感じます。

ただし、大きな注意点があります。

鎮静剤を使用した日は、自分で車・バイク・自転車を運転して帰ることはできません。

国立がん研究センターでも、鎮静剤を使用した当日は運転しないよう案内されています。

家族に送迎してもらうか、公共交通機関などを利用しましょう。

大腸カメラの料金はいくら?

大腸カメラは、検査だけなのか、生検をするのか、ポリープを切除するのかによって料金が変わります。

3割負担の場合の大まかな目安は、

検査内容3割負担の目安
観察のみ約5,000~7,000円
組織検査(生検)あり約10,000~15,000円
ポリープ切除あり約20,000~30,000円

国立がん研究センター中央病院でも、おおむねこの程度の費用が目安として案内されています。

このほか、

  • 初診料・再診料
  • 血液検査
  • 薬代
  • 鎮静剤
  • 検査食

などが加わる場合があります。

病院や検査内容によって金額は異なるため、あくまで目安として考えてください。


潰瘍性大腸炎で受給者証を持っている場合

潰瘍性大腸炎は指定難病の一つです。

条件を満たして医療費助成の受給者証を持っている場合、指定難病に関する医療費について自己負担の軽減を受けられる場合があります。

自己負担上限月額は所得区分などによって異なります。

一般的な区分では、

所得区分自己負担上限月額
生活保護0円
低所得Ⅰ2,500円
低所得Ⅱ5,000円
一般所得Ⅰ10,000円
一般所得Ⅱ20,000円
上位所得30,000円

などがあります。

また「高額かつ長期」などに該当すると、上限額がさらに低くなる場合があります。制度や所得区分によって条件が異なるため、実際の上限額は受給者証を確認してください。


まとめ

大腸カメラは、検査そのものよりも、

「前日の食事制限と当日の下剤が大変」

と感じる人も多いと思います。

私も毎年検査を受けていますが、慣れているとはいえ楽なものではありません。

それでも、自分の大腸の状態を直接確認できる大切な検査です。

特に潰瘍性大腸炎と長く付き合っていくうえでは、定期的に腸の状態を確認することはとても重要だと私は感じています。

私が検査前に特に意識しているのは、

食事をきちんと選ぶこと。
決められた時間までに食事を終えること。
下剤を指示どおり飲むこと。

この3つです。

大腸カメラが初めての人は不安だと思います。

しかし事前に「どんな流れなのか」を知っておくだけでも、少し気持ちは楽になります。

この記事が、これから大腸カメラを受ける人の参考になればうれしいです。

※この記事は私自身の検査経験をもとに書いています。検査前の食事、薬、下剤、飲水量、絶食時間などは医療機関や使用する薬剤によって異なります。必ず担当医・医療機関から渡された説明書を最優先してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました