ストレス

ストレス

ストレスをできるだけ自分に与えないように

ストレスはなぜあるのだろう?

「どうして同じことで何度もストレスを感じてしまうのだろう?」

そんなことを考えたことはありませんか?

私自身、昔は「ストレスを感じるのは、結局メンタルが弱いからなのでは?」と思っていました。

しかし今振り返ると、ストレスは単純に「心が強い・弱い」だけの問題ではないと思います。

仕事、人間関係、お金、生活環境、将来への不安など、さまざまな出来事が積み重なることで、自分でも気づかないうちにストレスを抱えてしまうことがあります。

日常生活には小さなストレスがたくさんある

「自分はそんなにストレスを感じていない」

そう思っていても、日常生活の中には小さなストレスがたくさんあります。

例えば、

  • 朝起きるのがつらい
  • 毎日時間に追われている
  • 仕事へ行きたくない
  • 上司に怒られる
  • 自分だけ仕事ができないと落ち込む
  • 他人と自分を比べてしまう

こうした一つひとつは小さなことに見えるかもしれません。

しかし、それが毎日のように続けば、少しずつ心や体に負担が積み重なっていきます。

もちろん、もっと大きなストレスもあります。

例えば、借金があって毎日お金の不安を抱えていたり、長時間労働の職場で働き続けて睡眠時間が十分に取れなかったりすることです。

ストレスの大きさや感じ方は、人によって違います。

だからこそ、自分自身が「何にストレスを感じているのか」を知ることが大切だと思います。

私自身の体験

私は20歳頃に潰瘍性大腸炎になりました。

潰瘍性大腸炎になった原因は、今でもはっきりとは分かりません。

ストレスだけが原因だと言うこともできません。

ただ、当時の生活を振り返ってみると、私はかなり多くのストレスを抱えていたのではないかと思います。

当時、特に悩んでいたのが仕事でした。

仕事を覚えるのが遅く、周りの人との差を感じていました。

「なぜあの人にはできるのに、自分にはできないのだろう」

そうやって自分と周りを比べては、自分自身にストレスを与えていました。

同じ頃、初めて一人暮らしも始めました。

家事や生活管理など、すべてが初めての経験です。

生活環境が大きく変わり、食事も不規則になっていました。

さらに、その頃は運転免許を取得しようとしていました。

少しでも費用を抑えたいという気持ちから、指定教習所ではなく試験場で直接免許を取得する方法に挑戦していました。

しかし、試験には何度も落ちました。

試験を受けるために会社を休むこともあり、

「また試験に落ちた……」

「会社からの信頼を落としていないだろうか……」

そんな二つの不安を抱えていました。

仕事、一人暮らし、食生活、運転免許。

今振り返ってみると、いろいろな環境の変化や悩みが同じ時期に重なっていました。

そのときの私は、それが大きなストレスになっていることに気づいていなかったのだと思います。

ストレスは自分でも気づかないことがある

怖いのは、自分自身がストレスに慣れてしまうことです。

毎日同じような状態が続いていると、それが普通になってしまいます。

「これくらい大丈夫」   「みんな頑張っているから自分も頑張らないと」

そう思いながら無理を続けてしまう。

すると、自分では気づかないうちにストレスが慢性化してしまうことがあります。

私自身も、ストレスを抱えている感覚が麻痺して、そのまま放置していたのかもしれません。

そして、あるとき体が悲鳴を上げる。

もちろん、すべての人がストレスによって病気になるわけではありませんし、私の潰瘍性大腸炎についてもストレスが原因だったとは断定できません。

それでも、自分の心や体の変化にもう少し早く気づいてあげることは大切だったと、今では思っています。

「運動すればいい」「好きなものを食べればいい」だけでは解決しない

ストレス解消法を調べると、

「運動しましょう」  「散歩しましょう」  「好きなものを食べましょう」

という言葉をよく見かけます。 確かに、それで気持ちが楽になることもあります。

しかし、それだけですべてのストレスが解決するなら苦労はしません。

本当に強いストレスを抱えているときは、散歩へ行く気力すらなかったり、好きなものを食べたいという気持ちすらなくなったりすることもあります。

大切なのは、単純にストレスを「発散する」ことだけではなく、

自分が何にストレスを感じているのかを知ること だと思います。

私を助けてくれたのは「話せる環境」だった

私の場合、ありがたいことに家族や親友がそばにいました。

悩んだときに話を聞いてもらったり、何でも話したりできる環境がありました。

これには本当に助けられたと思っています。

悩みを誰かに話したからといって、問題そのものがすぐに解決するわけではありません。

それでも、自分一人で抱え込まなくて済むだけで、気持ちが少し楽になることがあります。

そして人に話すことで、 「自分はこれが嫌だったんだ」 「これがストレスになっていたんだ」と、              自分自身の気持ちに気づくこともあります。

自分のストレスのパターンを知る

今の私は、

「ストレスを完全になくす」のではなく、「できるだけ自分にストレスを与えない」という考え方を大切にしています。

生きている以上、ストレスをゼロにすることは難しいと思います。

だからこそ、

「自分はどんなときにストレスを感じるのか」

「どんなことを考えると気持ちが落ち込むのか」

「今、自分は無理をしていないか」と、一度自分自身を見つめ直してみる。

自分のストレスのパターンが分かれば、同じ状況になったときに早めに対処できるかもしれません。

「まだ大丈夫」と我慢し続けるのではなく、疲れているときは休む。

一人ではつらいときは、誰かに話す。

仕事が原因なら、働き方や環境を考えてみる。

人と比べることがストレスなら、少し距離を取ってみる。

そうやって一つずつ対処していけば、ストレスを最小限に抑えることにつながるのではないかと思います。

ストレスを感じること自体が悪いわけではありません。

大切なのは、自分が今どんな状態なのかに気づいてあげること。

私自身の経験からも、心と体が限界になる前に、自分自身を守ることが大切だと思っています。

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